ピアノを速いテンポで演奏するためには?
「この曲、もっと速く弾けるようになりたい!」
ピアノをさらさら~っと速く弾く事に憧れた事ありませんか?
先生はあります!
でも中々上手くいかずゆっくりなら弾けるのに、少しテンポを上げると指がもつれてしまったり、音を間違えてしまったり。
速く弾こうとすると、なんだか手にも力が入ってしまう……。
そんなとき、何度も速く弾く練習をしていませんか?
実は、速いテンポで演奏するためには、ただ指を速く動かそうとするだけではなかなかうまくいきません。
私が大切にしているのは、脳と指、そして腕がきちんと連動していること。
今回は、速く弾くために意識してほしいことをご紹介します♪
まずはハノンを大切に!
私の教室ではハノンをとても大切にしています。
ハノンにはどんなイメージがありますか?
指を鍛えたり、速く動かしたりするための練習というイメージがあるかもしれませんね。
ハノンを弾いているとき、
「今、何番の指で弾いている?」
「その指で何の音を弾いている?」
「鍵盤のどの位置に指がある?」
こんなことを聞かれたら、すぐに答えられるでしょうか?
意外と、そこまで意識せずに弾いていることがあるんです。
楽譜を見て、音を覚えて、なんとなく指を動かしている。
自分の指が今何をしているのか、案外わかっていなかったりします。
速いテンポでもしっかりと意識出来ている事が大切です。
指と脳はちゃんと連動している?
速く弾くとき、頭の中では次の音がわかっていても、指が思うように動かないことはありませんか?
「次はミだから、この指で弾く!」
そんなふうに、弾く音と指の動きがきちんとつながっていることが大切です。
自分が何番の指で何の音を弾いているのか、意識しながら弾いてみましょう。
そして、もう一つ気にしてほしいのが脱力です。
速く弾こうとすると、ついつい手や腕に力が入ってしまいませんか?
ちょっと手を軽く握ってみてください。
ギュッと握るのではなく、ふんわりと。
そのときの手の感覚を意識しながら、指を動かしてみましょう。
余計な力を入れずに動かす感覚をつかんでいきます。
指だけで弾いていませんか?
もう一つ、意外と忘れがちなのが「腕」の動きです。
ピアノを弾いていると、どうしても指ばかりに意識が向いてしまいます。
例えば、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ……」と弾いてみてください。
指だけを順番に動かして、腕はその場に置いたままになっていませんか?
実は、ピアノを弾くときは指だけでなく、腕も一緒に動かしてあげると弾きやすくなることがあります。
指⇨腕ではなく腕⇨指のイメージをもって
指が動いてから腕がついてくるのではなく、腕を次の音へ運び、その動きに指がついてくる感じです。
腕も一緒に次の音へ持っていく。
これを意識するだけでも、指だけで頑張って弾いていたときより、動きがスムーズになることがあります。
速く弾こうとすると、どうしても指を頑張らせてしまいがちですが、腕の動きも忘れないでくださいね♪
ピアノは押すより「触る」感覚で
ピアノの鍵盤って、実は思っているほど深くありません。
強くグッと押し込まなくても、音は出ます。
私は、生徒さんにも鍵盤を押すというより、触るような感覚を意識してもらっています。
鍵盤を動かすために必要な力も、イメージとしては10円玉2〜3枚分くらい。
それくらい軽い力をイメージしてみてください。
必要以上に力を入れず、指先で鍵盤に触れる感覚です。
最初は音が出ないくらいでも大丈夫
ハノンを練習するとき、最初からしっかり音を出そうとしなくても大丈夫です。
むしろ、最初は音が出ないくらいの感覚で練習してみてもいいと思います。
このときに確認してほしいのは、
- 指先で正しく鍵盤に触れられているかな?
- 余計な力が入っていないかな?
- 今、何番の指を動かしているかわかっているかな?
- 次に弾く音を意識できているかな?
- 腕も一緒に動かせているかな?
ということ。
まずは音の大きさよりも、自分の指や腕がどんな動きをしているのかを感じてみましょう。
慣れてきたら、少しずつ普通の音量で弾いていきます。
実際に弾いている曲でもやってみよう
ハノンで練習したら、今度は実際に弾いている曲でも試してみましょう。
曲が変わっても、意識することは同じです。
「今、何番の指を使っている?」
「次はどの音かな?」
「指先はどこにある?」
「腕も一緒に動いているかな?」
こんなふうに、自分の指や腕の動きを感じながら弾いてみてください。
最初はゆっくりで大丈夫。
正しく動かせるようになってきたら、少しずつテンポを上げていきましょう。
焦って速く弾こうとしなくても大丈夫ですよ♪
少し速いテンポにも、ぜひ挑戦してみましょう!
最初は指がもつれたり、音がぐちゃぐちゃになってしまっても大丈夫です。
何度か速いテンポで弾いてみて、難しいところは少しテンポを落として練習する。
そうやって少しずつテンポを上げていくうちに、最初はうまく弾けなかったところもだんだんまとまってきますよ♪
ただ速く弾くことだけを目指すのではなく、指や腕の動きも意識しながら練習してみてくださいね。
速く弾きたいときこそ、まずはゆっくり!
速いテンポで演奏するためには、指を速く動かすことだけでなく、脳と指、そして腕が連動していることが大切です。
何番の指で何の音を弾いているのか。
指先はどこにあるのか。
余計な力が入っていないか。
腕も一緒に動いているか。
普段何気なく弾いているところを、少し意識してみるだけでも演奏は変わってきます。
速く弾けるようになりたいときほど、まずはゆっくり丁寧に。
速く弾くことだけを頑張るのではなく、速く動ける指と腕の使い方を身につけていきましょう♪
ピアノは、練習の仕方やちょっとした意識の違いで、演奏が変わってくることがあります。
Mikikoピアノ教室では、一人ひとりのペースに合わせて、指や腕の使い方も丁寧にレッスンしています♪
レッスンについて詳しくは、こちらをご覧ください。

