指揮者って何をする人?|鶴見区Mikikoピアノ教室
指揮者=料理人
指揮者は料理人みたいな立ち位置。
たくさんの食材があって料理する人とイメージをするとわかりやすいです。
家庭のお味噌汁を思い浮かべてみるてください。
各家庭によってすごい差があるわけではないですが、
家庭によって、入れる具材、お味噌が違ったり、
隠し味があったりします。
どう料理するかは作る人によって違いますよね。
指揮者も一緒です。
たくさんの楽器たち、奏者たちをどう演奏させるかを指示します。
同じメロディーでも人によって、
前に出したい音や、表現法が変わります。
だから同じ曲でも指揮者が違うと、全く違う曲に聞こえたりしてとても面白いです。
音の表現方法は様々。
しっかりと打点をとる指揮者
踊っているかのような指揮者
今までたくさんの指揮者の元で演奏してきましたが、
しっかりと打点を打つ人と踊って表現する人は半々ぐらいかもしれません。
最初は打点をうつ方の方が見やすかったですが、
踊って指揮をとる方の方が、今はわかりやすいかもしれません。
なぜならどんな感情かわかるから。
指揮者は表情でも伝えます
指揮者はテンポをとるだけではなく、
奏者側に、表情を変えたりして表現を伝えてくれます。
講師自身はクラリネットなので、
楽団によって場所は多少変わりますが、
吹奏楽なら1~2列目、オーケストラなら弦楽器の後ろにきます。
客席側からは見えにくいですが、
柔らかい表現の時は表情、動きが柔らかくなったり、
バシっと決めたい厳しい表現のときは、鬼の様な顔つきになる方もいます。
それにしっかりと答えるのが奏者の役目ですね。
公演ごとに指揮者が変わることが多かったので、
今回の方はどんな風に曲を指示してくれるか毎回楽しみでした。
是非、同じ曲を色々な指揮者で聴いてみてください。
また違う気持ちで曲を楽しめるかもしれません。
それでは♫
教室には、鶴見区、北寺尾、東寺尾、鶴見市場、末吉、尻手、川崎市幸区、菊名、岸根などから生徒さんが通ってくださっています。